安全対策・災害対策・事故防止

救急車を呼ぶ場合

救急車を呼ぶ判断基準と基本手順

1. 症状の重篤さをチェックする

子どもが以下のような症状を示している場合は、救急車を呼ぶ必要があります。

  • 意識がない、または反応が極端に鈍い
  • 呼吸が異常に速い、遅い、または止まっている
  • 強い胸痛や呼吸困難を訴えている
  • 出血が多量で止まらない
  • 突然の強い痛みや体の一部の麻痺
  • 重大な怪我(骨折や大きな切り傷、火傷等)

2. 冷静に対応

子どもを安全で安定した状態に保ちながら、次のステップに移ります。パニックにならず、冷静に行動を取ることが重要です。

3. 必要な情報を整理

救急車を呼ぶ際には、以下の情報を伝える必要があります。

  • 現在の状況と子どもの症状
  • 子どもの年齢と体重(可能であれば)
  • 現在の場所と最も近い入り口や特徴
  • 子どもの既往症やアレルギー情報(知っている範囲で)

4. 119番通報

上記の情報を整理したら、すぐに119番に電話して救急車を要請します。通報する際は、はっきりと落ち着いて情報を伝えるよう心掛けてください。

5. 保護者への連絡

救急車を呼んだ後、できるだけ速やかに子どもの保護者に連絡を取り、発生した事態と行った対応について説明します。

6. 救急隊員の到着を待つ

救急隊員が到着するまで、子どものそばに留まり、必要に応じてさらなる応急処置を施し、子どもを安心させるように努めます。

救急車を呼ぶべきかどうか迷った場合は、子どもの安全を最優先に考え、エラーを避けるためにも、状況が重大であれば救急車を呼ぶべきです。子どもの健康と安全が最も重要です。

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