津波が発生すると、甚大な被害をもたらします。津波の波高は数メートルから数十メートルに達することもあり、内陸部への浸水や建物の破壊、人命の喪失など深刻な影響を与えます。津波警報システムや避難訓練は、津波からの被害を最小限に抑えるために不可欠です。地震発生時には、ただちに津波の情報に注意し、速やかに安全な高台や避難所へ避難する行動が求められます。
保育中に津波の警報が出た場合、または津波が発生した際の対応方法
1. 直ちに情報を確認
地震発生後や津波警報が発令された際は、ラジオ、テレビ、インターネット、スマートフォンのアプリなどを利用して、直ちに情報を確認します。
2. 避難指示に従う
津波警報や避難指示が出されたら、ただちに指示に従います。避難勧告や指示が出されていなくても、地震の揺れが大きかった場合や、海岸近くにいる場合は、自主的に避難を開始します。
3. 高台や避難ビルへ避難
津波からの安全を確保するためには、できるだけ速やかに高台や指定された避難所、避難ビルへ移動します。可能な限り徒歩で避難し、エレベーターの使用は避けてください。
4. 子どもたちを守る
子どもたちはパニックになりやすいため、落ち着いて話しかけ、手をつなぐなどして安心させながら避難します。小さな子どもや乳幼児は抱き上げて移動しましょう。
5. 避難時の持ち物
必要最低限の持ち物に限定します。水、非常食、必要な薬、懐中電灯、笛、子どもたちの身分を証明できるもの(健康保険証など)を準備しましょう。
6. 保護者への連絡
安全な場所に避難した後、できるだけ早く子どもたちの保護者に連絡を取り、現状を報告します。
7. 津波の二次被害に注意
避難後も津波の二次被害や余震に注意し、安全が確認されるまで避難所や高台に留まります。
津波警報が発令された場合、速やかに行動を開始することが最も重要です。事前に地域の避難計画を確認し、避難ルートや避難所の場所を把握しておくことも大切です。