安全対策・災害対策・事故防止

幼児後期(3歳〜5歳)の安全チェック

 この年齢の子どもたちはもっと自立心が強くなり、新しいことを学ぶ意欲も高まりますが、安全に関する基本的な認識はまだ発達途中です。

環境の安全確保

□ 家具の角には保護カバーを付け、鋭利な物は手の届かない場所に保管。
□ 誤飲のリスクがある小さな物は片付け、子どもの手の届かないところに保管。
□ 本棚やタンスは壁に固定し、転倒を防ぐ。

監督と安全な遊び

□ 遊んでいるときも常に子どもから目を離さない。
□ 遊具は年齢に適したものを選び、定期的にメンテナンスを行う。
□ 危険な行動を避けるための基本的なルールを教え、守らせる。

食事と健康

□ 子どもの窒息を防ぐために、適切な大きさに食事を切る。
□ 保護者からアレルギー情報を確認し、該当する食品を避ける。
□ 食事前やトイレ後には、手洗いを促す。

緊急時の準備

□ 保護者や緊急サービスの連絡先を常に携帯する。
□ 怪我や病気の際の基本的な対処法を知っておく。

情緒的サポートと発達

□ 子どもの言葉を大切に聞き、ポジティブな反応を返す。
□ 年齢に合った教育的なゲームや活動を取り入れる。
□ 絵を描く、物語を作るなど、創造的な活動を促す。

3歳から5歳の子どもの発達段階

この時期には、社会性と自立心が育ち、想像力が豊かになります。
● より複雑な運動技能(バランスをとりながらの活動など)。
● 想像力を使った遊び、簡単な数の理解。
● より複雑な文を話し、ストーリーを理解し伝える。
● 友達との関係性を大切にし、感情を言葉で表現する。

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