保育マニュアル

痙攣を起こした場合

主な症状

1. 突然の筋肉の収縮

痙攣の兆候として、身体の一部または全体の筋肉が急に硬直します。

2. ひきつけ

痙攣によって筋肉がひきつけられることがあります。手足や顔がひきつり、特定の動きを繰り返すことがあります。

3. 意識の喪失

痙攣中、子供は意識を失うことがあります。目が白くなり、反応しなくなることがあります。

4. 呼吸の変化

痙攣中に呼吸が浅くなったり、一時停止したりすることがあります。

5. 唾液の多量分泌

痙攣中に唾液が多量に分泌されることがあります。これは、舌が喉に詰まるのを防ぐための自然な反応です。

これらの症状が現れた場合、子供が痙攣を起こしている可能性があります!

応急手当て

1.落ち着いて行動する

まずは落ち着いて、焦らずに行動しましょう。パニックになると状況を悪化させる可能性があります。

2.危険な場所から遠ざける

子供が痙攣中に周囲に危険な物がある場合、その物を取り除き、子供を安全な場所に移動させましょう。特に、子供が高い場所にいる場合は落下しないように注意してください。

3.子供を横向きに寝かせ、衣服を緩める

痙攣中は子供を横向きに寝かせて、舌が喉に詰まるのを防ぎましょう。また、吐いた場合にも喉に詰まるリスクを軽減するためです。

4.呼吸を確認する

子供の呼吸を確認しましょう。痙攣が呼吸に影響を与える場合があります。呼吸が止まっている場合は、すぐにCPRを行いましょう。

5.症状の記録

痙攣の発作がいつ始まり、いつ終わったかを記録しましょう。また、痙攣の様子や症状の変化なども記録しておくと、医師の診断に役立ちます。

痙攣が終わった後は、子供が落ち着いているかを確認し、医師の指示に従って必要な措置を取りましょう。再発や他の異常がある場合は、すぐに医師の診察を受けるようにしてください。

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