食事(0歳児)
調乳
衛生面に配慮し、正しい調乳のやり方や与え方をすることが大切です。
調乳のやり方
- 消毒済みの清潔な哺乳瓶に、粉ミルクの正確な量を量って入れる。
※分量はミルクの缶の記載を確認し、すりきりスプーンで正確に量る - 沸騰後70度以上に覚ましたお湯または衛生的な湯冷ましを、作る量の3分の2程度の量入れる。
※哺乳瓶の目盛は泡の下に合わせる - 乳首やフードをしっかりと付けて、哺乳瓶をよく振ってミルクを溶かす。
※上下に振ると泡ができやすいため、回すように振る
※哺乳瓶は熱いため、タオルなどで覆うとよい
※滑って落とさないよう注意する - 乳首を外し、不足分のお湯(70度以上の湯冷ましか衛生的な湯冷まし)を入れる。
- 哺乳瓶を流水や氷水などで体温程度まで冷ます。
※自分の腕などに哺乳瓶を当てたりミルクを垂らしたりして、体温程度まで冷めたことを確認する
ミルクの飲ませ方
- 赤ちゃんの上半身を起こした状態で抱きかかえ、頭と首を支える。
- 哺乳瓶を赤ちゃんの口に対して90℃くらいの角度に立て、口に深くふくませる。
※赤ちゃんが飲みやすいだけではなく空気の飲み込みを防ぎ、安全にミルクを与えることができます。- 飲み終わったらゲップをさせる。
※授乳時に空気を飲み込むことがあります。そのままにしておくと、飲み込んだ空気が赤ちゃんの胃を圧迫してしまうことがあるため、必ずゲップをさせましょう。
ゲップのさせ方
①縦向きに抱っこする方法
・シッターの肩に清潔なタオルやガーゼ等を敷き、赤ちゃんを立てむきに抱っこする。
・肩の上に赤ちゃんの頭をのせて、顔を少し横向きにして支える。
・背中を下から上にさする。または、背中を軽く叩く。
②膝の上に座らせる方法
・赤ちゃんが少し前かがみになるようにシッターの膝の上に座らせる。
・シッターの手と腕で赤ちゃんのお腹側を支え、背中を下から上にさする。または、背中を軽く叩く。
ゲップが出なかったとき
赤ちゃんを仰向けに寝かせ、顔だけを横向きにしたり身体の右側をしてむきに寝かせたりすると、吐いたものが喉に詰まりにくくなります。