赤ちゃん返りにはどう対応?
子育てノウハウ
2023.09.24
目次
赤ちゃん返りをする理由や対応方法は?
下の子が生まれたときに、赤ちゃんのように振る舞うことがあります。今まで自分で色々できていたのに、赤ちゃんのように振る舞うため親にとっては下の子もみながら対応するのはなかなか大変なものです。今回はそんな赤ちゃん返りをする理由やその対応方法についてお話させていただきます。
子どもはどうして赤ちゃんのような振る舞いをするのでしょうか。それはママとパパの自分への愛情確認をしているのです。下の子が生まれると、今まで自分にたくさんかまってくれていたのに、赤ちゃんにママとパパを取られた気分になったり、もっと自分と遊んでもらいたいという欲求や赤ちゃんばかりお世話をして寂しいという思いがあり、それを言葉で表現するのは難しいため赤ちゃん返りという方法で子どもなりに気持ちを伝えています。
赤ちゃん返りで見られる行動
それでは赤ちゃん返りで見られる行動にはどのようなものがあるのでしょうか。哺乳瓶で飲みたがったり、赤ちゃん言葉で話したり、いつもはできることをできないふりをしたり、オムツを履きたがったりなどがあります。このように赤ちゃんのマネをすることでママとパパの目を引こうとします。
赤ちゃん返りをしたときの対応方法
では赤ちゃん返りをしたときの対応はどのようにしたら良いのでしょうか。まずは子どもの気持ちに寄り添ってあげることが大切です。子どもは寂しくて構ってほしいがためにこのような行動をとるため、しっかりとその寂しい気持ちを受け止めてあげましょう。またスキンシップをたくさんとるのも子どもは嬉しいものです。手をつないだり、頭をなでてあげたり、抱っこしてあげたりしてスキンシップをとると子どもも安心してくれます。また2人の時間を確保してお風呂に一緒に入ったり、子どもを膝にのせて絵本を読んだり、布団で寝かしつけしたりするのも効果的です。そして子どもに感謝の気持ちなどを言葉にするのも大切です。「ありがとう」や「大好きだよ」などといった言葉がけをしてあげると、子どもは自分の存在や行動を認められていると感じ、自己肯定感も育まれ赤ちゃん返りをしなくても大丈夫と感じます。この言葉を伝えるときはきちんと子どもの目を見て、笑顔で伝えるようにしましょう。
NG行動
反対にこの赤ちゃん返りをしているときにやってはいけないことがあります。それは怒ってしまうことや、突き放す、自分でやらそうとするなどがあります。きちんと子どもの気持ちを受け止めてあげるようにしましょう。
ベビーシッターを利用して時間を確保
わかってはいてもなかなか上の子との時間を取れない場合があります。そんなときはぜひベビーシッターにお任せください。1時間などの短い時間でも良いので、下の子の面倒を見てもらい上の子との2人の時間を作ってあげるのも良いですね。ベビーシッターに気軽に頼んでぜひリフレッシュしてみてください。