お家の中に潜んでいる危険

子育てノウハウ

赤ちゃん 危険 家

お家の中は安全?

普段過ごしているお家だから安全だと思っている方は多いのではないでしょうか。
しかし意外とお家の中には危険がたくさん潜んでいます。
1歳児~4歳児の死因でほぼ毎年1位になるのが「家の中での不慮の事故」です。
なかでも幼児にとって溺死や転倒、窒息など身近な生活の場で起こる事故が交通事故以上に多くなっています。

この機会にぜひ、お子さまに対する安全対策としてお家の中を見直してみてはいかがでしょうか。

お家内の危険場所

まず、お家の中でお子様が一番活動される場所であるリビングをみていきます。

①リビング

お子様の手が届きそうなところに、ボタン電池やマグネット、タバコ、ペットの餌、ビー玉やシールなどの
口に入るおもちゃなどはありませんか?
誤飲事故につながる可能性がありますので、お子様の見えない所や手の届かない所に保管するようにしましょう。

また家電の置き場所についても注意が必要です。

つかまり立ちができるようになってくるとテレビ台の上にあるテレビにも手が届くようになります。
テレビを固定していなかった場合、倒れてケガに繋がることもあります。
また家具の角に顔や体をぶつけてしまうこともあるためクッションテープを貼るなどの工夫をしましょう。
冬場に使用する暖房器具についても、お子さまが触ってやけどにならないように置き場所を考えましょう。

②キッチン

炊飯器の蒸気や電気ケトルの中に入っているお湯でやけどをしてしまったり、食器棚から食器を出して割れてしまったり、
気を付けたいものはたくさんあります。
キッチンにはゲートを設置するなどして、入れないようにするのも効果的です。

③窓やベランダ

小さいお子様の転落事故はニュースでも度々流れるほど多く起こります。
特に春や夏は暖かいこともあり、窓を開けて過ごすご家庭も多いかと思います。
お子様の転落事故を防ぐためにも、窓やベランダの近くに椅子やテーブル、プランナーなど踏み台になるようなものは置いていないか、
窓には補助鍵がついているか、室外機をベランダに置かれている場合は柵から離すことなど見直すようにしましょう。

④お風呂

お風呂も転落から溺死等に繋がったり、入浴中に溺れる事故が多く見受けられます。
また、石鹸等誤って食べてしまうこともあるので、誤飲に繋がる物はお子様の手が届かないところへ、
入浴中は目を離さないこと、お風呂のふたはきちんと閉めることを徹底しましょう。

まとめ

お子様は予想だにしていない動きをして怪我や事故を引き起こすことがあります。
お子様の命を守るためにも今一度危険な場所がないか確認して対策をとるようにしましょう。
ベビーシッターや保育のお仕事をされる方も、ぜひご参考になさって活かしてくださいね。