子どもの習い事によくある6つのお悩み&解決法

子育てノウハウ

お子さんの習い事について、「何かさせたいけど、どこがいいのか分からない」「なんとなく始めたけれど、本当に続けさせていいのかな?」そんな風に感じたことはありませんか?
習い事は、子どもの可能性を広げる素敵なきっかけになりますが、その一方でママの悩みのタネになることも。
そんな、よくあるお悩みとその解決法をわかりやすくまとめてみました。

 

お悩み①何を習わせればいいかわからない

▼よくある声
「まわりがスイミングを始めたからウチも…」
「ピアノをやってる子が多いから気になる」
「情報が多すぎて、何がうちの子に合うのか分からない」

▼解決のヒント
まずは、お子さんの「好きなこと」や「興味のあること」に耳を傾けてみてください。まだ小さくて分からないときは、体験レッスンや見学に一緒に行ってみるのも良いかもしれません。
無理に決めず、「ちょっとやってみよう」くらいの気持ちで始めてみるのも大切です。

 

お悩み②習い事は何種類くらいさせるのがベスト?

▼よくある声
「リトミックにスイミング、英語もやらせたいけど…多すぎ?」
「いろいろ体験させたい気持ちはあるけれど、詰め込みすぎが心配…」

▼解決のヒント
習い事の数に「正解」はありませんが、目安としては 1~2種類程度 から始めるのがちょうどよいと言われています。特に未就学児や低学年のうちは、自由な遊びの時間やおうちでのんびり過ごす時間も大切。
子どもの性格や体力、家庭のライフスタイルに合わせて、無理のない範囲で取り入れることがポイントです。
一方で、本人の「やってみたい」という気持ちがあれば少しずつ増やしていくのもよいでしょう。
ただし、「やらせすぎかな?」と感じたときは、一度立ち止まって振り返ることも大切です。

 

お悩み③通わせる時間がない・送迎が大変

▼よくある声
「下の子がまだ小さいので、毎回送迎するのは難しい」
「夕方は家事も多くて、何かとバタバタ」

▼解決のヒント
近年は、自宅でできるオンライン習い事や、送迎付きのサービスを行っている教室も増えています。また、「週1回ではなく隔週」など、負担が少ないペースから始めてみるのもおススメ。
どうしてもお迎えが難しいときだけ、ベビーシッターを依頼するという手もあります。
まずはママが無理なく続けられる形を探しましょう。

 

お悩み④子どもがすぐに飽きてしまう・行きたがらない

▼よくある声
「最初は楽しそうだったのに、最近は『行きたくない』と言い出して…」
「辞めるのはもったいない気もするし、悩む」

▼解決のヒント
理由をじっくり聞いてみましょう。「難しくなってきた」「友達ができない」など、背景に原因があることも。
時には、無理に続けさせるより「一度お休みしてみる」ことが、再びやる気を取り戻すきっかけになることもあります。
「やめる=失敗」ではありません。一つの経験として前向きに受け止めてみましょう。

 

お悩み⑤辞めづらい

▼よくある声
「なんとなく続けてきたけど、もう行きたがらなくて…」
「辞めたいって本人が言ってるけど、先生にどう伝えたらいいのか悩む」

▼解決のヒント
辞める理由はさまざまですが、大切なのは「前向きな区切り」にすること。たとえば、「〇月いっぱいで一区切りにしたいと思っています」などと、感謝の気持ちを添えて先生に伝えましょう。
突然辞めるよりも、少し余裕を持ったタイミングで伝えると、教室側もスムーズに対応してくれることが多いです。

 

お悩み⑥費用がかさむのが心配

▼よくある声
「月謝だけじゃなく、道具代や発表会費用もかかって大変!」
「兄弟姉妹で通わせると出費が…」

▼解決のヒント
市区町村の公民館や地域センターで行われている教室、自治体主催の無料イベントなどを活用するのも一つの手。また、「短期講座」や「お試しコース」など、期間限定のものから始めてみると、気軽に取り入れられます。
家計とのバランスを見ながら、“できる範囲で”が一番です。