寒い冬にはどんな遊びがある?

キッズパーク豆知識

冬 遊び 子ども

寒さが厳しいこの頃。ですが家の中にばかりいたら退屈してしまうのが子供というもの。
天気が良くて空気が澄んでいてとても気持ちの良い日が多いこの時期。
外で遊びたがる子供たちにとってどんな遊びをするのがいいのでしょうか。
めったに連休が取れない大人は暖かい部屋でコタツにでも入りながらゆっくり過ごしたいものですが、ここはちょっと外の空気を吸いに外出してみてはいかがでしょうか?

室内遊びも充実している現代ですが・・・

最近ではゲームやスマホが普及していて外遊びが減ってきていることも事実です。思い切りボールを蹴ったりできる公園も減っていると聞きますね。また悲しいことに、子供の声を「騒音」と捉える方もいます。そんな大人に言いたいのは「あなただって子どもの頃はこうだった!」ということ。
もっと成長過程の子供を温かく見守る土台があってもいいのでは、と感じてしまいます。
どの季節であっても子どもにとって外遊びというのは心と身体を育てるための大切なことなのです。体の発達を促すのはもちろん、脳にも良い刺激が与えられるため、親子そろって室内で過ごすのはもったいないですよ。ぜひ子どもと一緒に外へ出かけてみて下さい。

早寝早起き、きちんと食事でウィルスに負けない体を作ろう

寒い冬に外で遊ぶと風邪を引いてしまうのでは、と心配しがちですが、風邪というのはウィルスが体内に入り込むことによっておこります。
そしてそのウィルスが人を通して感染するのは室内の方が圧倒的に多いのです。
そしてたくさん外で身体を動かして遊ぶことによって、きちんとお腹が空くリズムや夜に眠たくなるリズムができるため生活リズムも整います。
子供にとって外遊びはいいことだらけなんですよ。
ただ、今シーズンは溶連菌やアデノウィルス、RSうウィルスなどもかなり流行しているので、手洗いうがいといった基本的な対策は怠らないようにしましょう。

親子で簡単にできる冬の遊び

近所をゆっくりお散歩してみる

では冬の遊び方にはどのようなものがあるのでしょうか。
寒い朝に早く起きることが出来たらお散歩するのも良いでしょう。
特に準備が必要のないお散歩は簡単に始められます。いつもなら見逃してしまうような近所の光景に改めて気付けるかもしれません。
霜がおりていたら、その上をあるくとザクザクっと音が鳴ったり、バケツに張った水が凍っていたり、息を吐くと白くなったり、落ちている葉っぱが凍っていたり。
冬でしか見られない景色がたくさん広がっており、それだけでも楽しさを感じることができますね。

家にある容器で氷のアート作り

朝に氷点下まで気温が下がる地域であれば、氷のアートもおすすめ。
食べ終えたゼリーの容器や、他のいらなくなった容器にお花や葉っぱなど好きなものを入れ、水を流し込み一晩おいておけばカチカチに凍って、それを容器から出せば素敵な自分だけの氷アートを作ることができます。
氷の中に立体的にとどまっている花や葉っぱはとても幻想的ですよ。

雪の中で雪だるま作りや宝物さがし

雪が積もる地域であれば、雪合戦や雪だるま作り、そり滑り、かまくら作りなどをして遊ぶこともできますね。
またビー玉やきれいな石などを雪の中に埋めて、誰が一番に探し当てるかなどの宝探しゲームをしても楽しいです。
このように他の季節とは違った遊びができるのも冬の遊びの特権でもあります。

 

ついつい楽しくて、夢中になり気づいたら霜焼けになっていたなんてこともあるので、大人がしっかりみてあげるようにしましょう。
また汗をかくほど遊ぶと、その後汗が冷えて風邪をひいてしまう恐れもあるので、吸汗速乾の下着を着用し、濡れてしまったらすぐに着替えるなどしましょう。
子どもの心身の発達のためにも外で積極的に遊べるといいですね。