初めての利用者必見!ベビーシッターに伝えておくべき共有事項
ベビーシッター情報
2024.03.29
近くに両親が住んでいたり、頼れる友人がいつでも引き受けてくれる人がいる人ならともかく、ほとんどのパパ・ママたちにとって、今からすぐにお願いしたいときにわが子の預け先を見つけるのは、至難の業。
そんなときに気兼ねなく利用できるのが、ベビーシッターサービスです。しかし、特に初めて利用するご家庭などでは、大切なわが子を預けるのに際して不安も多いことでしょう。
そこで今回は、利用時にベビーシッターに伝えておくべき共有事項をご案内します。
目次
緊急連絡先
子どもの安全を守るために、親の連絡先を提供するだけでなく、緊急時の対応方法も明確に伝えましょう。
まずは、利用する保護者の携帯電話番号と可能であれば仕事先の電話番号も伝えてください。緊急時に迅速な連絡が可能となります。
同時に、どのような状況で親に連絡するべきかを具体的に伝えておくと良いでしょう。例えば、急な病気やケガが発生した場合に、まず携帯電話にかけ、連絡がつかない場合には仕事の電話にかける、といった手順を示します。
また、緊急時には医療機関で対応が必要になるかもしれません。最寄りの病院や診療所の正確な住所と電話番号をベビーシッターに伝えます。これにより、急な医療ケアが必要な場合にスムーズな対応が可能です。
アレルギー情報
子どもに特定のアレルギー反応がある場合には、その点もベビーシッターに情報提供して、じゅうぶんに注意してもらいましょう。
アレルギーの種類は、食物、動物、花粉など、可能な限り詳細に伝えます。そして、それに対するアレルギー反応の症状を、緊急の対処法と一緒に説明します。必要に応じて医師の指示や処方箋も伝えましょう。
健康状態と特別なニーズ
子どもが快適で安心して過ごせるように、アレルギー以外にも健康に関する情報を共有しましょう。
たとえば、慢性的な病気や健康上の問題がある場合、ベビーシッターにはそれに対する理解が必要です。薬の服用や特別なケアが必要な場合は具体的に説明します。
また、子どもが特定の習慣や好みを持っている場合はそれも伝えて、できるだけ日常生活を順調に過ごせるように協力を仰ぎます。
ルーティンとスケジュール
子どものお世話を頼む際、ベビーシッターに日課やルーティンを詳しく伝えることは、子どもたちが安心して過ごすために非常に重要です。
たとえば、夜遅くまでシッティングを依頼している場合は、子どもがふだん何時に寝るのか、絵本読み聞かせなど就寝前の習慣や好みについて教えます。
ほかにも、食事を与えるよう依頼している場合は、通常の食事やおやつの時間を伝え、特にアレルギーに関する注意事項があれば再度確認します。食事の支度からお願いするなら、好き嫌いや、特別な食事制限がある場合には具体的に教えます。
トイレトレーニング中の場合は、そのサポート方法も詳しく共有しておきましょう。
安全対策
家の中で、階段や危険なエリアなど、子どもが事故に巻き込まれる可能性がある個所は、事前に伝えて注意してもらいましょう。キッチンの刃物や、リビングのコンセント、怪我の可能性があるおもちゃなども注意が必要です。
外出時の交通量の多い道路についてや、日焼け対策についても指示しておきましょう。
遊び・教育
子どもとベビ^シッターが楽しい時間を過ごすためにも、子どもの好きなおもちゃや絵本の好みについても、伝えておきましょう。
寒い日や雨の日などは室内で遊べるゲームやアプリ、お庭や近所の公園で遊ばせてほしいときにはふだんの遊び方などを共有します。
さらに、宿題や習い事をかかえる子の場合は、それについてもサポートしてもらえるようお願いしておきましょう。
ハウスルール
ここまでにお伝えした共有事項のほかにも、家庭内のルールや子どもに期待する成長などについても伝えておくことが大切です。その子の特有のくせや直したい習慣、お行儀やしつけに関して指導してもらうことも必要な場合も、お願いしておきましょう。
たとえば、食事前の手洗い・うがいや、テレビを観る時間、おもちゃの片付けや食事の好き嫌いといった、しつけに関するルールは、シッターにも伝えて協力してもらうことで、子どもの習慣化につながります。