母親になってからの働き方の変化
子育てノウハウ
2023.10.03
目次
母親になってから働き方は変えるべき?
今では、結婚してからも夫婦共に働くといった形を取る家庭が増えてきています。しかし妊娠や出産、子育てを機に仕事との両立に悩む女性も増えています。そこで育児も仕事も両立していくには、どういった働き方をするのが良いのでしょうか。なるべく負担を軽減するためにもぜひ参考にしてみてくださいね。
働き方の見直し
まず、出産や育児を機にこれまでの働き方を見直した女性は多くいます。その背景としては、子育てと両立するにはそういった手段を選ばずにはいられないといった理由もありますが、働き方が多様化してその選択肢も広がっているといった良い面もみられます。具体的な働き方の変化として時短勤務や、転職して育児に理解のある会社で勤めるようになったり、リモート勤務に変更したり、副業や起業といった変化があります。一番選ぶ選択肢として多いのは時短勤務ではないでしょうか。少し働く時間を短縮するだけでも、その分家事や子どもに費やす時間が増やせるため、両立するにはかかせない働き方だと言えます。また思い切って転職して子育てや家事に時間を費やす方もいらっしゃいます。
日本と海外との子育て事情の違い
ご存じのとおり、昔に比べて日本人の女性も育児休暇を取得して仕事を続ける割合が高くなりました。とはいえ、出産の前も後も同じ会社で仕事を続けるケースは、全体の3割程度。出産を機に会社を辞める女性が圧倒的多数です。日本の家庭ではまだまだ男性が育児に積極的でないことも多く、育児と仕事の両立は、日本人女性にとっていまだ大きな問題といえます。一方、海外では、子育てをするのに外部サービスを利用するというスタイルが、日本に比べてずいぶん浸透しています。ガス給湯器でおなじみのリンナイ株式会社が、2019に日本・アメリカ・ドイツ・韓国・スウェーデンという5か国を対象に、「世界のワーキングママの育児事情」調査を行いました。それによると、最もベビーシッターを利用している国はアメリカで、半数以上が日常的に利用しているとのこと。また、保育サービスに関してはスウェーデンが最も利用率が高く、8割近い母親が使っていると回答しています。対して、日本はどちらの利用率も最下位に。まだまだベビーシッターなど外部サービスを使った育児が一般的ではないことが明らかとなりました。
ベビーシッターとして働くという選択肢
例えばベビーシッターとして働く場合、ご自身で働く時間などを選べることができるため無理なく働くことができます。ベビーシッターの仕事内容を簡単にご説明するとオムツ替えや食事補助、遊び相手などの子どもの身の回りのお世話や、子どもの学校や習い事などの送迎も含まれます。子どもの人数が少ない分一人ひとりとじっくり向き合うことができ、保育園などの集団保育と違って体力もそこまで消耗せずに働くことができます。また一人で勤務するため人間関係で悩むことがないといったメリットもあります。また、家事代行といった仕事内容もあり、こちらは掃除や料理などを行います。ベビーシッターはご自身の得意や好きといったことを発揮できる仕事なのではないでしょうか。
ベビーシッターを利用して時間を確保
また、ご自身がベビーシッターをご利用いただくこともおすすめします。上記のように子どもの世話や家事などを行ってくれるため、少しの時間を利用するだけでも、子どもとのゆっくりした時間を確保できたり、ご自身のリフレッシュの時間を設けたりすることもできるでしょう。ワーク・ライフ・バランスを健康的に保って人生を充実させるためには、育児や家事と仕事との両立は大きな課題。まずご自身の心身を労わってあげてください。