一時預かり保育の上手な使い方
キッズパーク豆知識
2026.02.13
子育て中、「少しだけ自分の時間がほしい」「急な用事で子どもを預けたい」そんな場面は誰にでもありますよね。
そんなときに頼れるのが一時預かり保育。上手に活用することで、保護者の心と時間にゆとりが生まれ、結果としてお子さまにとっても良い環境につながります。
そんな一時預かり保育を無理なく、賢く利用するポイントをご紹介しましょう。
目次
一時預かり保育ってどんなサービス?
一時預かり保育とは、保護者の就労に関係なく、必要なときだけ子どもを預けられる保育サービスのこと。「預ける理由が“リフレッシュ”でもいいのかな?」と迷う方もいますが、問題ありません。保護者が元気でいることは、子どもにとっても大切なことです。
利用理由はさまざまで、例えば次のようなケースがあります。
通院や役所の手続きなどの用事
仕事や面接、資格講習への参加
リフレッシュや休息の時間を持ちたいとき
兄弟姉妹の学校行事への参加
上手に使うための事前準備
一時預かりをスムーズに利用するには、事前の準備がポイントです。
① 早めの登録をしておく
多くの施設では、利用前に登録や面談が必要です。いざというとき慌てないよう、元気なときに登録を済ませておきましょう。
② 施設の雰囲気を確認する
可能であれば見学をして、
・先生の対応
・子どもたちの様子
・清潔さや安全対策
を見ておくと安心です。
③ 持ち物は余裕をもって準備
着替え・オムツ・お気に入りのタオルなど、普段使い慣れたものがあると子どもは安心します。
子どもが安心して過ごすコツ
初めての場所・初めての先生との時間は、子どもにとって大きな冒険です。不安になるのは当たり前。大人のちょっとした工夫で、安心感はぐっと高まります。
① 事前に「どんな場所か」を伝えておく
まだ小さくても、子どもはちゃんと理解しています。
「今日は先生と遊ぶところに行くよ」
「ママ(パパ)は用事が終わったらお迎えに来るよ」
「おもちゃがたくさんあるんだって」
など、前向きな言葉で具体的に伝えることがポイントです。
「ちょっとだけ待っててね」など曖昧な言い方よりも、「〇〇したら迎えに来るね」と伝えるほうが安心につながります。
② お気に入りアイテムを持たせる
慣れない環境では、おうちのにおいがするものが大きな安心材料になります。
いつも使っているタオル
小さなぬいぐるみ
お気に入りのハンカチ
といった安心グッズがあるだけで、気持ちが落ち着きやすくなります。
事前に施設へ持ち込み可能か確認しておきましょう。
③ 預けるときは「笑顔で、短く」
別れ際に泣いてしまうと、つい長くなってしまいがちですが、実は逆効果になることもあります。
コツはこの3つです
・明るい声で「いってきます」「またあとでね」と伝える
・ぎゅっと抱きしめてから預ける
・迷わず、さっと離れる
保護者の不安は子どもに伝わります。心配でも、ここは大丈夫という雰囲気を見せることが安心材料になります。
④ 先生に子どもの様子をしっかり共有する
子どもの安心は、先生との連携からも生まれます。
人見知りがある
眠くなるとぐずりやすい
好きな遊び・苦手なこと
落ち着く声かけや習慣
こうした情報を事前に伝えておくと、先生も寄り添いやすくなり、子どもが早く安心できます。
⑤ お迎え後は「たっぷり甘えさせる時間」に
預けたあとは、子どもなりにがんばっています。「預けられた=さみしかった」ではなく、「また会えた=安心」という記憶に変えてあげることが大切です。
帰宅後は次のような時間を意識してみてください。
たくさん抱きしめる
「楽しかったね」「がんばったね」と声をかける
スキンシップを増やす
できるだけゆったり過ごす
⑥ 最初は短時間からスタートする
いきなり長時間よりも、1〜2時間 → 半日 → 1日というように、少しずつ慣らしていくと負担が少なくなります。
回数を重ねるうちに、子どもは「ここは安全な場所」「ちゃんと迎えに来てくれる」と理解していきます。
預けることへの罪悪感はいりません
「かわいそうかも…」と感じる保護者はとても多いですが、保護者の余裕は子どもの安心につながります。
疲れがたまったまま無理を続けるより、短時間でもリフレッシュできたほうが、笑顔で子どもと向き合えます。一時預かりは“手抜き”ではなく、子育てを続けていくための大切なサポートです。
こんな使い方もおすすめ
一時預かりは「困ったときだけ」ではなく、こんな活用もできます。
月に1回のリフレッシュデー
下の子を預けて上の子とゆっくり過ごす時間
在宅ワークに集中したい日の利用
定期的に利用することで、子どもも環境に慣れやすくなります。