バレンタインにちなんだ保育

子育てノウハウ

バレンタイン 保育

2月14日はバレンタインですね。この日は、日本では女性が好きな男性にチョコレートを贈る日として親しまれているのは周知のとおり。
でも最近は自分へのご褒美に高級チョコレートを奮発したり、普段お世話になっている人への感謝の気持ちを表したりする日としても定着しつつあります。
バレンタインは大切な人に想いを伝えるというだけではなく、普段なかなか言えない「ありがとう」という感謝の気持ちを言葉で伝えるにはもってこいの日。
この際、直接言葉で伝え、チョコレートだけではなく、プレゼントや手紙を贈るなど様々な工夫をすると相手も喜んでくれるのではないでしょうか。

園の子供達もみんな知っているバレンタイン

バレンタインは毎年とても盛り上がるイベントではありますが、なかなか保育に取り入れるのは難しいと感じている方も多いかもしれません。
まず、園には関係のないものを持ちこんではいけないので、その時点でハードルは高いですね。
そのため、わざわざ園の前で「うちの娘が●●君に渡したいというから」と相手の男の子が帰る時間まで親子で待っていたりするケースも。
とても微笑ましいですし、渡した方も渡された方も嬉しいです。親も子供のバレンタインに上手く巻き込まれて一緒に楽しんでみてもいいでしょう。
バレンタインは元々海外の文化でしたが、今では小さな子供も知っている日本でもなじみのイベントになりました。
子どもにとって海外の文化や行事を学ぶことはとても大切です。バレンタインもその一つと考えて製作等を通じて海外の文化を子どもに伝えてあげられると良いですね。

「ありがとう」を伝える日

とはいっても、月齢によって、また個人によっては興味のない子もいます。
子どもたちにバレンタインを認識してもらうにはどういった伝え方をするのが良いのでしょう。
まず簡単に「2月14日はバレンタインデーといって好きな人にチョコレートを渡して気持ちを伝える日。自分のお友達やパパ、ママなどの大切な人にありがとうという気持ちを伝える大切な日」であることを教えてあげましょう。
またバレンタインやチョコレートを題材にした絵本もありますのでそちらを使って伝えるのも良いですね。
またお家では「ママはパパにチョコレートをあげる予定だよ」などとお話してみてもいいですね。

バレンタインにできる工作

バレンタインにはどのような工作ができるでしょうか。
とても簡単なものとしてはハートスタンプなどがあります。メラミンスポンジをハート型に切り、好きな色の絵の具を付けて画用紙にポンポンしていくだけです。
たくさんの色を使えばカラフルで可愛い作品になります。
またその画用紙にメッセージなどを書き込んで、保護者やお友達に渡せば立派なメッセージカードになります。
バレンタインらしいピンク色や、チョコレートを表現する茶色、リボンを想像させる赤色などを使うとバレンタインらしい作品になりそうですね。
他にもカラフルなリボンなどを用意して貼り付けると一気にプレゼント感が増します。とても簡単にできますのでお家でも取り入れることができますよ。

ちょっとしたお料理体験!子どもと一緒に保護者も楽しもう

1年に1度、みんなが大好きなチョコレートがメインになるイベント。子供たちと楽しく盛り上がりたいですね。以下はおすすめの楽しみ方です。食育にもなるのでぜひ家族で挑戦してみてください。
★月齢の大きい子向け
ボールにチョコレートを入れて湯煎して溶かし、くしに付けたマシュマロをチョコレートにくぐらせます。固まらないうちにカラフルスプレーをパラパラとかければ、マシュマロチョコのできあがり!上手にできたらたくさん褒めてあげてくださいね。
★月齢の小さい子向け
大きめのクッキーにチョコペンで好きな絵を描いてもらいましょう。最近はチョコペン色も豊富なので、世界に一つだけのオリジナルチョコクッキーができあがりますよ!こちらも上手にできたらたくさん褒めてあげてくださいね。