現在産休中、もしくは産休を間近に控えたのママの中には「早く仕事に戻りたい」と考える人も少なくありません。とはいえ、家事や子育てとの両立を考えると、上手くやっていけるのか、どんな働き方が自分に合っているのか、など悩むこともありますよね。
ここでは、産後ママが無理なく続けられる仕事スタイルについてご紹介します。

1. まず考えたい「自分に合った働き方」とは？

産後すぐの体調や子どもの年齢、家庭のサポート体制によって、働きやすいスタイルは人それぞれ。まずは、自分の「優先したいこと」を整理してみましょう。

・子どもと過ごす時間を大切にしたい
・家計を支えるために安定した収入がほしい
・社会とのつながりを持ち続けたい
・将来的にキャリアアップを目指したい

どれを優先するかで、選ぶ仕事や勤務形態が変わってきます。焦らず、自分のペースで考えることが大切です。

2. 産後ママに人気の働き方スタイル3選

①パート・アルバイト勤務

短時間勤務や週数日のシフト調整ができるため、育児との両立がしやすいスタイル。
子どもの体調不良など、急なお休みにも柔軟に対応できる職場を選ぶのがポイントです。

おススメの職種例
・保育補助、ベビーシッター
・事務スタッフ
・飲食店・販売スタッフなど

②在宅ワーク・リモート勤務

自宅で働けるため、通勤時間を短縮でき、育児の合間に仕事を進められます。
パソコンやスマートフォンで完結する仕事が増えている今、人気が高まっている働き方です。

おススメの職種例
・データ入力・ライティング
・オンライン講師
・カスタマーサポート

③フレックスタイム制や時短勤務

企業に勤めながらも、勤務時間を柔軟に調整できる制度。
「朝だけ働く」「保育園の送り迎えに合わせて出退勤する」など、自分や家族のリズムに合わせやすい点が魅力です。

3. 働き始める前に準備しておきたいこと

●家族との協力体制を整える
夫や家族と、家事・育児の分担をしっかり話し合いましょう。
「誰がいつ何をするか」を明確にしておくと、いざという時にスムーズに動けます。

●預け先の確保
保育園、認定こども園、ファミリーサポート、ベビーシッターなど、いざという時に頼れる預け先をいくつか持っておくと安心です。

●自分の体調と心のバランスも大切に
「無理をしない」「完璧を目指さない」ことも重要です。
産後の体は思っている以上にデリケート。休息の時間も、仕事と同じくらい大切にしましょう。

4. 子育ても仕事も楽しむために

仕事復帰は、新しいライフステージのはじまりです。最初から完璧を目指さず、「今日はここまでできた！」と小さな達成を喜びながら進めていきましょう。
子どもと過ごす時間、働く時間、どちらもあなたの大切な日常。無理のないペースで、自分らしいワークライフバランスを見つけてくださいね。

5. 「ベビーシッター」という選択肢

最近では、共働き世帯の増加により、ベビーシッターを利用する家庭も増えています。
保育園の送迎や在宅勤務中のサポート、病児対応など、家庭の事情に合わせて柔軟に依頼できるのが魅力です。

ベビーシッター利用のメリット
・柔軟な時間設定ができる（早朝・夜間・短時間など）
・自宅で見てもらえるため、子どもがリラックスできる
・きょうだい保育や一時的なサポートにも対応可能

特に、保育園の開園時間外や急な発熱で登園できないときなど、「いざという時に頼れる存在」がいることで、働くママの安心感がぐっと高まります。
最近では、自治体の補助券（こども家庭庁のベビーシッター券など）を利用できるサービスも増えており、経済的にも利用しやすくなっています。