いつまで別にする?替えは何枚?ベビー衣類の洗濯
キッズパーク豆知識
2025.08.22
「赤ちゃんの服って、大人と一緒に洗っていいの?」「1日に何枚も汚れるけど、替えってどのくらい必要?」
初めての育児では、ベビー衣類の洗濯について迷うことがたくさんありますよね。
赤ちゃんの衣類を清潔に保ちながら、ママ・パパの負担を軽くするための洗濯とお着替えのコツをご紹介します。
目次
ベビー服はいつまで「別洗い」が必要か?
赤ちゃんの肌はとてもデリケート。とくに生後3~4か月ごろまでは、衣類も大人と分けて洗うのがおススメです。
やがて、赤ちゃんの成長とともに肌のバリア機能も強くなっていきます。
首がすわり、離乳食が始まるころ(生後5~6か月以降)には、肌の状態や体調を見ながら、肌にやさしい洗剤を使ってのまとめ洗いに切り替えるご家庭が多いようです。
【別洗いの主な理由】
・洗剤の残りカスによる肌トラブルを防ぐ
・大人の衣類に付着したホコリや花粉、菌などの刺激を避けるため
洗剤はどんなものを使うのがいい?
赤ちゃんの衣類には、無添加・無香料・低刺激のベビー用洗剤がおススメです。
洗剤が残らないよう、すすぎはしっかりと。柔軟剤の使用は、赤ちゃんの肌に合わないこともあるため、できるだけ控えめにしましょう。
素材とデザイン、どこを見て選ぶ?ベビー服の選び方
赤ちゃんの肌はとても薄く、外部の刺激を受けやすいため、どんな素材・仕様の服を選ぶかはとても重要です。以下のポイントを意識して選んでみましょう。
◎ 素材はやさしさ重視で選ぶ
・綿100%素材がおススメ:通気性・吸湿性がよく、汗っかきな赤ちゃんにぴったり
・オーガニックコットンも人気:化学薬品の使用が少なく、敏感肌の赤ちゃんにも安心
・タグや縫い目の位置にも注目:肌に直接ふれにくい内側縫製・外タグタイプなど
◎ サイズと動きやすさがポイント
・月齢より体型に合わせる:同じ月齢でも個人差が大きいので、赤ちゃんの成長に応じて柔軟にサイズを選びましょう
・少し大きめサイズを選ぶと長く使える:ただし大きすぎると手足が出ず動きづらくなるので注意
・伸縮性のある素材やゆとりのあるデザイン:お着替えしやすく快適に過ごせます
◎ 着脱のしやすさも大切
・前開きタイプやスナップボタン付きの服は、ねんね期の赤ちゃんにおススメ
・頭からかぶる服は、首がすわる生後4か月頃からが良いでしょう
・シンプルなデザインほど、実用的で洗いやすい
1日に何枚着替える?替えは何枚必要?
赤ちゃんはよく汗をかき、ミルクの吐き戻しやおむつ漏れなども日常茶飯事。とくに新生児期は、1日3~5回程度の着替えが必要なこともあります。
【目安としての必要枚数】
新生児~6か月くらいまでのアイテムと最低限用意しておきたい枚数の目安を以下にご紹介します。
もちろん季節や居住環境によって変わりますが、1日1回の洗濯でも安心できる枚数を目安にしておくと便利です。
・短肌着・長肌着…各5~7枚
・コンビ肌着・ロンパース…5~6枚
・スタイ…5枚以上
・ガーゼタオル・ハンカチ…10枚以上
・おくるみ・バスタオル類…2~3枚
衣類の干し方・保管方法のポイント
・直射日光でしっかり乾燥を:殺菌効果が期待でき、ニオイ予防にも効果的
・室内干しの場合は風通しを重視:除湿機や扇風機を活用してカビ予防を
・保管は清潔な場所に分けて:使用前に軽くはたくか、アイロンをかけるのもおススメ
まとめ
赤ちゃんの衣類は、「肌に直接ふれるもの」だからこそ、少しの気配りがとても大切です。
清潔に、でも無理なく。
ご家庭のペースに合わせて、赤ちゃんもママ・パパも心地よく過ごせる洗濯習慣を見つけていきましょう。